菊池暢晃(きくちのぶあき)

みかんラボ合同会社　代表社員　（予定）
ドリームアーキテクト


正直、この住宅業界にいた１４年間は辛かった。
本当は、安藤忠雄の「光の教会」に憧れ建築家になりたかったが、諦めて入った、中堅住宅メーカー。受注が全ての業界風習にどっぷり浸かって、社長賞を得ることに満足し、茹でガエル状態だった。そんな中でも、何か違うと、もがきながら、デザイン、哲学、経営、心理学、コーチング、宗教などを学びながら過ごすが、自分のやっている仕事に自信が持てなかった。昔からの親友が本当に楽しそうにしているのを見て、正直羨ましかった。

転機として、２つある。一つは、息子が小学校上がるタイミングで、自邸の建築を計画。正直自分で設計するので、何でも出来た。何でも出来るが故に、まとまらなく、３ヶ月悩んだ。その後は、設計ではなく、何のための住まいなのか、どうゆう暮らしをしたいのか、何を大切にしたいのか等、自分と向き合う日々が続き、ようやく答えを出すことができた。もう一つは、起業するための足がかりとしての、ドリームプランプレゼンテーション。これも設計同様で、自分と向き合うことになるが、一人ではなく、大勢の信頼できる仲間の存在があった。自分では気づけない自分を、徹底的に掘り下げ、蓋をしていた感情に気づくことができた。

これらのおかげで、本当にやりたいこと、夢に改めて、気付くことができた。今までなかった、自信にもなった。そして、この経験を活かすことが、自身のやるべきことなんだと気づきました。
今、僕は使命をはっきり言えます。
「世の中の人々が、自分らしく前へ、共に生きる、場を創る。」
それは住まいだったり、コミュニティだったり、まちや地域、国だったり・・・

今後、住まい創りを通じて、それぞれが自分らしさ、家族らしさを発見し、住まいと一緒に、みんなで成長し夢を持ち、イキイキする人や家族を増やします。
さらに、共に夢を応援し合え、感謝で溢れた世の中にするため、この事業に取り組んでいきます。