志波広輔(しばこうすけ)

医師。専門は内科。所属大学の関連病院では、循環器内科医として勤務。その後、開業医として11年地域医療に貢献するも、３年前に閉院し、現在検診や外来を中心に仕事をしている。

　閉院したのは、いわゆる親にとっての「いい子」であり、自分も親に依存していた状況から抜け出そうとしたからである。なんとか独立したが、それまでの信頼していた親、大丈夫と思っていた自分が、一気に崩れ去り、一時期激しく落ち込んだが、ひすいこたろうさんの著書と講演に救われ、そのご縁で、小玉泰子さん、高島亮さん、小澤勝也さん、辰島佳寿美さんほか、多くの人生の師の巡り会えて、徐々に本当の自分を取り戻しつつある。

　自分の人生をいき始めたのをきっかけに、西洋医学だけの診療の限界や、患者さんに寄り添っていない医療のあり方、病院任せの患者さんの考え方など、以前から注目してきた問題が、自分の中で、クローズアップされてきた。

　そこで、病気や病院のことで困っている人々の心を少しでも軽くすることができるように、かかえている問題の見方や考え方、行動の仕方を、分かりやすく伝えられる方法を模索中。また、病気ではないが、健康に注目している人々に、生活していく中で注意すること、注目することなども、分かりやすく伝えられたらと考えている。